今日の日経新聞の4面に「立民『反撃能力』容認を検討」という見出しがあります。びっくりしました。·
なんてことでしょう。この件では立民党は翼賛会化しました。
共産党は「反撃能力」は違憲だと訴えているようです。違憲には違いありませんが、結果的で紋切り型の批判です。違憲云々する前に、反撃能力を持つべきだという主張が「攻められたら守れ」論にもとづくもので、軍拡競争を引きおこす危険な論理だと批判すべきと思います。
相手だって「攻められたら守れ」となり軍備拡張競争に拍車をかけることになります。
日本の野党、メディア、労働運動指導部の理性と知性は、時局の惰性に身を委ねていると言わざるをえません。
冷静で批判的な営為がいま•ここで問われます。