空自機、豪へ巡回検討
事実上の海外配備、指摘 2023/10/30
防衛省は、航空自衛隊の戦闘機をオーストラリア空軍基地に一定期間派遣するローテーション展開の検討に入った。早ければ来年度にも段階的に始める方針だが、法的根拠が乏しく、事実上の海外配備との指摘もある。豪州軍への攻撃に集団的自衛権を行使し、自衛隊が反撃することも視野に共同訓練する。集団的自衛権の適用範囲が広がる可能性がある。
引用以上
朝日新聞は政府に遠慮してか控えめに言ってますが、政府はオーストラリアとの集団的自衛権の発動=共同訓練をはじめたことを朝日新聞を使って発表したということです。
水島朝穂早稲田大学法学学術院教授は、日本政府が「集団的自衛権の行使対象を米国以外の国家に広げようとしている」とし「日本に事実上北大西洋条約機構(NATO)の一員として役割を付加するもの」と指摘した。さらに、「自衛隊が米軍の任務と機能を徐々に引き受け、日本が武力対立に関与する危険が大きくなる」と懸念しています。
水島教授の指摘のとおりです。アメリカがウクライナ、イスラエルへのテコ入れで窮している中、日本政府がアメリカの対中国の軍事体制を支えていくという意味を持っています。
日本の国がこのまま進むとアジアの軍事大国として登場し、米軍と協力して戦争に突き進むことになります。
動きに注意しなければなりません。