[458](投稿)柏崎再稼働できず

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7号機再稼働手続き、規制委保留 柏崎刈羽、燃料装填認めず
(2021/3/17 12:34 更新北海道新聞デジタルより引用)
 原子力規制委員会は17日の定例会合で、東京電力柏崎刈羽原発新潟県)の核物質防護設備の侵入検知機能が喪失していた問題を受け、東電が再稼働を目指す7号機の燃料装填に必要な規制委の手続きを当面保留することを決めた。
 規制委は、施設の保全や安全性向上につながる審査や検査の手続きは進めるが、原子炉起動の準備に当たるものは進めないとの方針を確認。柏崎刈羽で航空機衝突などのテロ行為を想定した「特定重大事故等対処施設」や、福島第1原発と第2原発廃炉に関する手続きは従来通り進めるとした。
 柏崎刈羽原発は6、7号機が2017年、新規制基準に基づく審査に合格し、7号機は20年10月、再稼働に必要な一連の審査手続きが終了。6号機の安全対策工事計画の審査が続いている。1~5号機の審査申請は未定。
 第1原発について東電は、廃炉作業に必要な設備の設置計画などを随時、申請している。 
柏崎刈羽の防護設備の機能喪失は、今年2月下旬の規制委の検査で判明。20年3月以降、テロ目的などの不正な侵入を検知できない可能性があった。東電によると、侵入検知設備が計15カ所で故障し、規制委はうち10カ所の代替措置が不十分と指摘した。規制委は、安全重要度も深刻度も4段階で最悪レベルとの暫定評価を示した。

※※※ 骨川筋衛門のコメント:                                    

原子力規制委員会東京電力柏崎刈羽原発新潟県)の「核物質防護設備の侵入検知機能が喪失していた問題」が明るみに出て、東電が再稼働を目指す7号機の燃料装填に必要な規制委の手続きを当面保留することを決めました。東電の刈羽原発は諸問題を起こしてばかりで、目を離すことができないくらい危険性が高い原発を7基も抱えています。国の原発推進の方向性に従属する「規制委」でさえ、「安全重要度も深刻度も4段階で最悪レベル」との暫定評価を示しています。

福島第1原発の大地震津波による「チェルノブイリ原発事故」を凌(しの)ぐ大事故を起こした東京電力の「杜撰(ずさん)さ」は、ここにも表れています。原子力規制委員会の検査等も、国家の原発推進政策に従属したもので、次々と原発の再稼働を許す方向に行っていても、この刈羽原発は、「緩(ゆる)い」規制委員会のハードルをなかなか越えられません。

少し前には、警備員が忖度して、原発に入るときに必要な「通行許可証」を忘れた職員を通過させて大問題になりました。警備員も悪いと思いますが、通行許可証を忘れる職員がいて、許可証を取りに戻らず通してもらうという「なあなあ まあまあ」の「なれ合い」を生み出す「教育」しかしていない「東電」の原発運営・教育・技術方法の根本が間違っており、この体質が「福島第1原発事故」を生み出したと考えます。津波の高さを安易に無視して電源喪失という根本原因をもたらし大惨事を引き起こしたことを全く反省しない・懲りない「東電」は、原発稼働させてはいけない会社だと思います。読者の皆様はさのようにお考えになりますでしょうか!?

▲▲▲ 次々と話題提供東電は

▲▲▲ 何もかも緩(ゆる)すぎないか東電は

       コバヤシイッチャッタ 作

▲▲▲ コロナ禍で原発事故は起こすなよ変異ウイルス跋扈(ばっこ)している

           北原黒秋 作