[645](投稿)島根原発審査合格、県庁所在地

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島根原発2号機が審査合格 全国唯一、県庁所在地立地
9/15(水) 11:10配信

共同通信

 原子力規制委員会は15日の定例会合で、中国電力島根原発2号機(松江市)の安全対策が、新規制基準に適合しているとする「審査書」を決定した。これで正式に審査に合格した。合格は10原発17基目。事故を起こした東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉としては4原発5基目となる。全国で唯一、県庁所在地にある原発で、事故時の住民避難が課題だ。 ▼ 中国電は再稼働に向け、本年度内の安全対策工事完了を目指す。再稼働には、原発が立地する島根県松江市の同意を得る必要があり、時期は未定。原発の30キロ圏に入る鳥取県などの動向も焦点となる。

●●● 毛利元就のコメント
 県庁所在地に原発があるということを知って驚きました。しかも、福島第一原発の過酷な事故のあと、いくつか原発を無理やり稼働させましたが、人口過密な立地条件の原発の審査をして「合格」させるという「うつけもの」の「原子力規制委委員会」の「正体」は、このようなものだということも、この事態からも分かります。
 世界は原発から脱却する方向で進んでいます。日本のように「脱炭素」を持ち出し「温暖化」を止めるという「言い訳」で、原発を無理やり稼働させていましすが、福島第一原発事故から何も学ばなかったことは、今までの原発の再稼働以上に良く分かります。▼人口が多い島根県の県庁所在地にある年月を経て古びて、何時壊れても不思議ではない原発に再稼働可能の「認証」を与えたのですから。この地にお住まいの方も近県方たちも、全国の人民の方々も原発の再稼働に反対の大きな声を上げて行きましょう。ネットでのデモもやりましょう!!

 その理由は、原発こそ、1秒間に70トンの海水や河川の水を7度も上昇させる熱量を放出する「海水温(あたた)め機」にほかなりません。地球の温暖化一般も、日本の近年の豪雨による水害等による災害等も原発の稼働も加わって生じていると思います(注1)。

注1:参考文献:小出裕章 著 

原発事故は終わっていない』 毎日新聞出版 2021年 1430円