[694](投稿)アカマンマの詩

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読者より
「アカマンマ」の入った詩の全文は初めて読みました。
学生の時、アカマンマというのは花の名前なのか、何かの比喩なのか?
という「論争」があるという中で読んだだけで、全体の詩は初めてです。
ファイトが湧いてくる詩ですね。イヌタデということも初めて知りました。
昔は花の辞典やPCが無かったので、分からないままでした。
しかし、詩の全文を読むと中野重治氏の「根幹にある闘争心のような・魂」の象徴ですね。単純ですが、それを持たずに「歌うな・話すな」というふうに受け取りました。
これが「論争」になったのは、重治氏を排斥する「党」からの「ためにする論争」だったのかもしれないと、想像しました。年代や周囲の人たちの存在が分からないので、正しくないかもしれませんが。(政治的・文学的論争が戦前戦後に生じていたようです。文学論=表現論が出なければならないゆえんになったことでしょう)

■ 今日の道新に

ゲノム変異で死滅? デルタ株第5波収束要因

という記事がでていました。電子版には出ていません。明日にでも電子版に掲載されるのかもしれませんが…

記事は、以下の通りです。


「第5波の急激な減少はどうして生じているのかのなかで、この研究所で、デルタ株の変異を修復する酵素が変化し働きが落ちたことが影響した可能性があるとの研究結果を国立遺伝子研究所と新潟大のチームが30日までにまとめた。」

修復酵素の働き分析 8月の下旬のピーク前にはほとんどのウイルスが酵素の変化したタイプに置き換わっていた。このウイルスではゲノム全体に変異が蓄積しており、同研究所の井ノ上逸朗教授は「修復が追いつかず死滅して行った」と指摘する。 研究所は10月に開かれた日本遺伝子学会で発表した。 この酵素は「nsp14」。ウイルスは増殖する際にゲノムを複製するが時々ミスが起きて変異が生じる。変異が積み重なるとやがて増殖ができなくなるがnsp14が修復すれば防げる。
 チームは、国立感染症研究所が公開する国内で検出した新型コロナのゲノムデーターを分析。第5波ではnsp14の遺伝子が変化したウイルスの割合が感染拡大とともに増え、ピークの前から収束までの間は、感染者のほぼ全てを締めていた。昨秋から今年3月ころまでの「第3波」でも同様の傾向が確認できた。nsp14の遺伝子が変化したウイルスでは、ゲノムの変異が通常の10~20倍あった。 チームは、人間の体内でウイルスに変化を起こして壊す「APOBEC」という酵素がnsp14を変化させたと推測。東アジアやオセアニアではこの酵素の働きが特に活発な人が多いという。(北海道新聞2021・10・31)

読者のみなさんいかがでしょうか。