汚染水設備の破損新たに5カ所確認 福島第一原発
東京電力の福島第一原発の汚染水を浄化する多核種除去設備（ALPS）の廃棄フィルターが24カ所で破損していた問題を受け、この設備で同様の廃棄フィルターを調べた結果、新たに5カ所で破損が見つかりました。破損が原因とみられる汚染も2021・9・21日に確認されました。
東電は「汚染範囲は狭く、作業員や外部への影響はない」と説明しまし、また汚染水の浄化性能にも影響しないとしています。 東電によると、新たな破損が見つかったのはALPSの排水タンクなどからの排気をこしとるフィルターだそうです。汚染は破損したフィルターがある配管の出口付近で確認したとのことで、調査を終えたのは29カ所で、今後22カ所を調べるとのことです。
★★★ 森論外のコメント：
東電は政府とともに原発推進を常に狙っているので、東電の発表は、戦前の「大本営発表」と同じく、信用ができません。常に点検作業をしていれば、一度にこのような破損が発表されるわけがないと思います。常時、破損などの点検をして、作業員や外部環境に放射能が与える影響を未然に防ぐことが求められます。
このようなことが各原発で生じていると想像するだけでも、第二第三の福島第一原発事故と同様の事故が再来することを恐れざるを得ません。
読者の皆様、原発の再稼動も止め、全原発を廃炉にしましょう。原発は無くても日本の電力供給に問題は全くありません。
原発稼働でメルトダウンした場合の方が、大きな人災と放射の汚染による全人類に与える影響の方が比べ物にならないほどに大きいのです。
原発の廃炉を推し進め、原発の稼働・再稼働に反対の声を上げて行きましょう！！
