[917](投稿)「社内副業」について


投稿:●一労働者

 「社内副業」は「個数賃金は時間賃金の転化形態です。個数賃金は資本制的生産様式のもとでもっとも過酷な賃金支払い形態」という見解を読ませていただき、「新しい資本主義」を唱える岸田政権下で、さらに労働強化を資本家は労働者に強(し)いて、労働の密度も労働時間の延長も「合法化」することを推し進めていることが良く分かりました。
 またまた、過労死が増えていくという懸念を抱かざるを得ないと思います。この記事を読ませていただき、これらに反対する意見がほとんど出ていないことに気づきました。
 過労死がもっともっと増える、「鬼の十則」(注)の電通の自殺者の例のように過労で自殺者がさらに増えると思います。
 また、会社命令に従順な物言わぬ労働組合が増えるばかりのこの世界では、「過労死」などは全く痛痒とも感じない資本家とその資本家に媚(こ)びる社員ばかりが増えていくと思います。

 今の国会議員の意見や行動を見聞すると、どの政党も自民党の亜流ばかりです。
 これに追い打ちをかけるように、「小選挙区の再編」も「自民党にさらに優位性が保たれる再編」になることを見越しての「改悪」になると今から想像できます。

 過重労働を認めていく国策や小選挙区の改悪で自民党並びに自民党の歩みに沿って歩む政党が増えている中で、ロシアのウクライナ侵攻を奇貨とした軍事強化策に反対する意見を多くの労働者で共有し、すべての悪辣な支配者階級の目論見を打破していこうではありませんか!!

注 : 「鬼の十則」とはをお知りになりたい方はたくさんネットに出ていますが、例えば以下の「あるコラム」のアドレスからご覧ください。
 プーチンウクライナ侵攻で軍隊に強いている訓示として受け取っても通用すると思います。

 電通鬼十則」、そして電通裏十則」 - GIGAZINE