[1333](寄稿)医療あれこれ(その90)ー1

ペンギンドクターより
その1
 皆様、連日の猛暑日でいかがお暮しでしょうか。本日は寒気(?)のする「シニア川柳」から始めます。
 
 ●老いるとは 増える薬と 減る記憶
 ●徘徊も タスキかければ パトロール
 ●マイナンバー ナンマイダーに 聴き違え
 ●人生に 迷いはないが 道迷い
 ●ハイタッチ 腕があがらず 老タッチ
 
 他にもいろいろあるのですが、これらは女房の友人が女房にラインで送ってくれたものです。その映像をさらに私に転送してくれて一服の清涼剤となりました。
>  二番目のパトロールの句が私自身の現状を示しています。あまりの暑さにパトロールは朝6時前にするようにしているのですが、昨日は37℃の猛暑の中、14時過ぎに15分回ってきました。首に「クール首巻」をし、シャツ一枚の上に黄色のベスト・黄色の帽子といういで立ちでです。もちろん日傘をさしてさらに日陰をよって歩きます。さすがに歩いている人は見当たりません。帰宅するとパトロール表(朝5時から夜10時まで4分割の実行時間欄あり)にマルをつけます。そして、冷たい水を飲んで、全身を濡れタオルで拭くというパターンです。先日は、この地域の町内会長が出かけるのに出会い、「暑いので気をつけてください」と声をかけられました。ヨタヨタしていたのかもしれません。この地域には防犯パトロールをしている人がいるということを車で通行する人々などにも示せばいいので、たった5分のヨタヨタ歩きでも目立てばいいのだと連日実行しています。
>  パトロールのメリットとしては、道路沿いの雑草や、民家の庭先の花などに目がとまって、写真を撮り、私の「花ノート」が充実することでしょうか。さらには、パトロール地域に、町の氏神様である「羽黒神社」があって、最近はいつも手を合わせて「願い事」をしています。「神様 仏様 稲尾様」(古いですね!)ではありませんが、神社仏閣は日本の原点であり、わがふるさとの記憶ともつながっています。
つづく